こんにちは、ハヤトです!

英語をペラペラに話したいけど、どう勉強すればいいかわからない…
と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、多読を活用して英会話レッスンよりもスピーキング力を向上させる方法を解説しました!
- 多読で具体的にどのような英語力が向上するのか
- 多読を効果的に進めるための具体的な方法やコツが知りたい
- 多読に適した教材の選び方が分からない
上記のような悩みを抱える方でも、本記事で紹介する「多読の正しいやり方」を実践すれば、
英語脳が鍛えられ、スムーズに英語が話せるようになります!
なぜなら、実際に私もこの方法でスピーキング力を劇的に向上させたからです。
記事前半では多読によって得られる英語力を、後半では効果的な多読の進め方と教材の選び方を解説するので、じっくり読み込んでください!
英語多読の効果とは?向上する5つのスキル

英語の多読には、「語彙が増える」「読解力が上がる」といった効果があることはよく知られています。
しかし、それだけではありません。多読を継続すると、英語を話す力や文章を組み立てる力も飛躍的に向上します。実際にネイティブの英語教師が英語を話せるように一番やるべきこととして、口を揃えて勧めるのが「多読」です。
多読が効果的な理由は、大量の英語を自然な形でインプットすることで、言語のパターンを無意識に身につけられるからです。
英会話レッスンのようにアウトプット中心の学習と違い、英語を「使う」前に「理解できる」状態を作ることができます。
多読を実践することで得られる5つのメリットは以下になります。
- 英語脳の育成
- スピーキング力の向上
- リスニング力の向上
- 読解力の向上
- 語彙力の拡大
それでは1つずつ解説していきます。
英語脳の育成:多読で英語を直感的に理解できるようになる
英語をスムーズに話すためには、日本語を介さずに英語を英語のまま理解する「英語脳」を育てることが重要です。
多読は、英語脳を育成するのに最適な学習法の一つです。
- 英語の語順に慣れる
→ 日本語と異なる英語の語順を自然に理解できるようになります。 - 単語やフレーズの意味を直感的に把握できる
→ 知らない単語が出てきても、文脈から意味を推測する力が身につきます。 - 英語のリズムや表現が身につく
→ ネイティブの自然な言い回しを、無理なくインプットできます。
例えば、英語初心者が「I got a ticket.」という文章を読んだ際、
「get=手に入れる」と訳そうとすると、日本語を介するため理解に時間がかかります。
しかし、多読を続けていると、「I got a ticket.」を「I got a ticket.」のまま、つまり英語を英語のまま直感的に理解できるように段々なっていきます。
スピーキング力の向上:多読が会話力を劇的に伸ばす理由
「多読はリーディング力を伸ばすだけ」と思っていませんか?
実は、多読を続けることで、スピーキング力も飛躍的に向上します。
- 英語のフレーズや構文が自然に身につく
→ 何度も同じ表現を目にすることで、会話でもスムーズに使えるようになります。 - 語彙力が増え、表現の幅が広がる
→ 会話で使える単語やフレーズが増え、言いたいことをより正確に伝えられるようになります。 - 英語の構造が直感的に理解できるようになる
→ 大量の英語をインプットすることで、英語の構造への理解が深まり、話す時に生かされます。
リスニング力の向上:多読で「聞き取れる英語」が増える!
多読を続けると、リスニング力も向上します。
リスニングには 「音声知覚」(音を聞いて認識する)と 「意味理解」(聞いた内容を理解する)の2つのプロセスがありますが、苦手な人は前者に脳の処理能力を使いすぎてしまい、意味理解が追いつきません。
- 多読をすると「意味理解」に余裕が生まれる
→ 英語を英語のまま理解する力が鍛えられ、リスニング時に意味をすばやく把握できる ようになります。 - 知っている単語が増えることで聞き取れる単語も増える
→ 知識がある単語は聞いた瞬間に認識できるため、リスニング時の負担が軽減されます。
読解力の向上:多読で英語をスラスラ理解できるようになる
英語を読むのが苦手だと感じていませんか?
多読を続けることで、文章をスムーズに理解する「読解力」が大幅に向上します。
- 文脈から意味を推測する力がつく
→ わからない単語が出てきても、前後の流れから意味を推測できるようになります。 - 英語の文章構造に慣れる
→ 英語特有の語順や表現を自然に理解でき、訳さずに読めるようになります。 - スピードが速くなる
→ 繰り返し読むことで、単語やフレーズを瞬時に認識でき、読解スピードが上がります。
語彙力の拡大:多読でたくさんの単語に触れる
多読を続けることで、語彙力が飛躍的に向上します。
単語帳での暗記とは異なり、実際の文章の中で単語に触れることで、より自然に語彙を習得できるのが特徴です。
- 単語の意味を文脈から推測できる
→ わからない単語があっても、前後の文脈から 自然と意味を推測する力 が身につきます。 - 単語の使い方やニュアンスが身につく
→ “run into someone”(偶然会う)や “take it for granted”(当たり前と思う)など、フレーズとして記憶できるため、実際の会話でもスムーズに使えます。 - 繰り返し出てくることで記憶に定着しやすい
→ 何度も同じ単語に触れることで、 意味だけでなく正しい使い方も身につくようになります。
多読で得られる効果の目安|100万語を目指そう!

英語多読は、継続することで確実に効果が現れます。 では、どのくらい読めばどのような変化があるのでしょうか? 目安として語数ごとの効果を見てみましょう。
📌 0〜20万語:多読に慣れる段階
- 目安:初心者向けの洋書 5〜10冊
- 1日30分での目安:約 3〜4ヶ月
- 効果:簡単な英文を読むことに抵抗がなくなり、少しずつ辞書なしで読めるようになる
📌 20万語〜50万語:読むスピードがアップする
- 目安:初心者〜中級向けの洋書 10〜15冊
- 1日30分での目安:約 4〜7ヶ月
- 効果:文の構造を瞬時に理解できるようになり、読むスピードが向上
📌 50万語〜100万語:会話・リスニングに効果を感じる
- 目安:中級向けの洋書 15〜20冊
- 1日30分での目安:約 7ヶ月〜1年
- 効果:自然なフレーズや言い回しが定着し、リスニングや会話の理解力が向上
📌 100万語以上:英語処理のスピードが大幅にアップ
- 目安:中級〜上級向けの洋書 20冊以上
- 1日30分での目安:1年以上
- 効果:英語を英語のまま理解できるようになり、スピーキングやリスニングのスピードも向上
📖 多読の最大の目標は「100万語」!
100万語を超えると、英語をスムーズに処理できるようになり、学習の負担が大幅に減ります。 1日30分の読書を続けて、100万語を目指しましょう!
英語多読でしてはいけない3つのNGリスト

英語多読は、ただたくさん読めば効果が出るわけではありません。正しい方法で継続することで、スピーキングやリスニング、読解力を最大限に伸ばせます。
そこで、 英語多読でしてはいけない3つのNGリスト を紹介します。
- 辞書を引く
- 返り読みをする
- 全部理解しようとする
これらをしないことを意識すれば、多読の効果をさらに高めることができます。次のセクションで、それぞれのポイントを詳しく解説していきます!
辞書を引く
英語多読をする際、わからない単語に出会うたびに辞書を引いていませんか?辞書に頼りすぎると、読むリズムが崩れ、多読の効果が半減してしまいます。
- 読解スピードが落ちる → 1文ごとに辞書を引くと、内容を把握するのに時間がかかる。
- 文脈から想像する力がつかない → わからない単語があっても前後から推測する力が重要。
- 読むこと自体が苦痛になる → 辞書を引く作業が増えると、多読の継続が難しくなる。
✔️文脈で単語を推測するコツ
✅ 前後の単語や文脈から意味を予想する
✅ 本を読む前に概要を日本語でいいのでざっくりと理解しておく
✅ 何度も出てくる単語だけ辞書で確認する
例えば、「The boy scurried across the street.」という文があったとします。
“scurried” の意味がわからなくても、”across the street” というフレーズから「素早く動く」イメージが浮かぶようになったら最高です。
このように、辞書を引く回数を減らしながら文脈で推測する習慣をつけると、読解力と語彙力が飛躍的に向上します!
返り読みをする
英語多読では「返り読み」をしないことが重要です。 返り読みとは、英文を後ろから前に訳しながら理解する読み方 のこと。これは学校の英語の授業でよく行われますが、多読では 絶対にやめるべき習慣 です。
- 読むスピードが遅くなる
→ 英語を英語のまま理解する力がつかず、スムーズに読めない - 英語脳が育たない
→ 返り読みを続けると、日本語に訳さないと理解できないクセ がつく - リスニング力も向上しにくい
→ 英語の語順で理解する力が必要 だが、返り読みをすると逆効果
✔️返り読みを防ぐためのコツ
✅ 簡単な本を選ぶ
👉 難しい文章だとつい返り読みしたくなるので、レベルに合った本を選びましょう。
✅ 前から意味をつかむ意識を持つ
👉 一度読んだら戻らない! 英語の語順通りに理解するクセをつけることが大切です。
✅ 音読やリスニングを活用する
👉 目で読むだけでなく、音読したり、オーディオブックを活用 するのも効果的です。
英語の語順で理解できるようになると、読むスピードが格段にアップ! 返り読みのクセを手放し、英語多読の効果を最大化しましょう!
完璧主義になる
英語多読をする上で、完璧主義になりすぎるのは逆効果です。 「すべての単語を理解しなければ」「一語一句正確に読まなければ」と思うと、学習がストレスになり、継続が難しくなります。
- 読むスピードが遅くなる
→ 1冊読むのに時間がかかりすぎ、学習のモチベーションが下がる - 辞書に頼りすぎて英語のリズムを崩す
→ 「英語のまま理解する力」が育たない - 「できない」と感じやすくなり、挫折しやすい
→ 小さなミスが気になり、学習を続けるのが苦痛になる
✔️多読を成功させるための考え方
✅ 「8割理解できればOK」と割り切る
👉 完璧に理解するより、「なんとなく意味がつかめる」ことを優先。
✅ 多くの本に触れ、英語を「浴びる」意識を持つ
👉 読めば読むほど、自然と理解力がアップします。
✅ まずは100万語を読むことを目標にする
👉 「質より量」の姿勢が、結果的に英語力を飛躍的に向上させます。
英語多読は「続けた人が勝つ」学習法です。 細かい部分にこだわらず、まずはたくさんの英語に触れることを大切にしましょう!
英語多読の本選びのポイント3選

✔️英語多読の成功は「本選び」で決まる!
英語多読を始めるにあたって、最も重要なのは「どの本を読むか」です。 自分に合わない本を選んでしまうと、理解が追いつかず挫折したり、興味が持てずに途中でやめてしまったりすることもあります。
そこで、英語多読を成功させる本選びのポイント3つをご紹介します。
- 自分のレベルと興味に合った本を選ぶ
- 面白くなかったら、すぐに次の本へ!
- 実用書は比較的読みやすい
この3つのポイントを押さえれば、多読を無理なく継続することができます。それぞれ詳しく解説していきます!
自分のレベルと興味に合った本を選ぶ
英語多読を効果的に進めるには、自分のレベル、興味に合った本を選ぶことが最も重要です。 難しすぎる本を選ぶと理解に時間がかかり、簡単すぎる本だと学習効果が低くなります。また、全く興味がないものを選んでしまうと多読が続かない原因となってしまいます。
- ストレスなくスムーズに読める → 学習を継続しやすくなる
- 英語のインプット量が増える → 効率的に読めるため、その文たくさんの本を読める
- 楽しみながら学習できる→興味のある本を選ぶことで、英語を学ぶだけではなく、英語で学んだりそもそもの読書を楽しむことができる
✔️適切なレベルの本を選ぶポイント
✅ 1ページにわからない単語が3〜5個程度の本を選ぶ
✅ 辞書を使わずに7〜8割の内容を理解できるものを選ぶ
✅ 日本語の本で興味のあるものを探し、その中からオリジナル版(洋書)がないか調べる

そもそも本を読むのがあまり好きではない…
という方もいますよね。
そんな方にオススメなのがマンガを英語で読めるアプリ「Langaku」!
- 英語率の調整:英語表示の割合を20%、50%、80%、100%から選べるので、自分のレベルに合った学習が可能。
- 辞書機能と日英切り替え:タップするだけで単語の意味を調べたり、日本語版と比較したりできるので、スムーズに理解できる。
- 豊富な作品ラインナップ:『週刊少年ジャンプ』の人気作品を含む、60作品以上のマンガを英語で楽しめる。
✔️活用方法
- 好きなマンガを選ぶ:興味のある作品を選んで、楽しく英語に触れる。
- 適切な英語率を設定:自分の英語力に合わせて英語率を調整し、無理なく学習を進める。
- 辞書機能を活用:わからない単語はすぐに調べ、理解を深める。
「Langaku」を活用することで、楽しみながら英語に触れ、自然に読解力を伸ばすことができます。興味のある方は、ぜひ試してみてください!
➡ Langaku公式サイト
面白くなかったら、すぐに次の本へ!
英語多読では、「最後まで読まなければならない」という思い込みを捨てることが大切です。 つまらないと感じる本を無理に読み続けても、学習効果は薄れ、英語に対するモチベーションも下がってしまいます。
✔️「つまらない」と感じたらどうする?
📌 第1章を読んで面白くなければ、迷わず次へ!
📌 サンプルを読んでから購入する(Kindleの試し読みなどを活用)
英語多読は「読書量を増やす」ことが目的です。無理に1冊を最後まで読むより、楽しめる本をどんどん読んでいくことが成功のカギです!

せっかく買ったのに、読み終わらないで次に進むのは勿体無い…
と思うのは自然です。しかし、それで多読が続かなくなってしまうなら、お金を切り捨ててでも次に進むのが無難です。
また、Kindle unlimitedを使えば月額980円で洋書も含め読み放題なので、もしつまらないと感じても気兼ねなく次の本に進めるので多読にオススメです。最初の1ヶ月は無料で利用することができます。
実用書は比較的読みやすい
英語多読を始める際、実用書は小説よりも読みやすい傾向があります。 その理由は、ストーリーを追う必要がなく、シンプルな文法と分かりやすい単語が使われているからです。
- シンプルな文章が多い
→小説に比べて、比喩表現や文学的な言い回しが少なく、理解しやすい。 - 内容を予測しやすい
→すでに知っているテーマの本なら、知らない単語が出ても意味を推測しやすい。 - 日常生活やビジネスで役立つ
→読んだ内容をすぐに活用できるため、学習効果を実感しやすい。
✔️おすすめの実用書ジャンル
📌 ビジネス書(成功哲学、自己啓発、リーダーシップなど)
📌 健康・ライフスタイル(習慣、マインドフルネス、栄養学など)
📌 自己啓発書(ポジティブ思考、時間管理など)
特に、ビジネス書はシンプルな英語で書かれていることが多く、多読初心者にもおすすめです。 どの本を選べばいいか迷っている方は、【英語多読に最適!読みやすいビジネス洋書ランキングTOP5】の記事を参考にしてみてください!
まとめ:英語多読の効果を最大化し、楽しく学習を続けよう!
英語多読は、スピーキング力・読解力・リスニング力・語彙力など、英語の総合力を飛躍的に向上させる学習法です。ただし、適切な本を選び、無理なく継続することが成功のカギとなります。
今回の記事では、多読の効果を最大化するためのコツとして、以下のポイントを紹介しました。
✅ 多読の効果
- 英語脳を育成し、英語を英語のまま理解できるようになる
- スピーキング力やリスニング力の向上につながる
- 語彙力が増え、英語の処理速度がアップする
✅ 効果的な進め方
- 辞書を引きすぎず、文脈で推測する
- 自分のレベルや興味に合った本を選ぶ
- 飽きたらすぐに別の本に切り替える
特に、Kindle unlimitedを活用すれば、お得にノーリスクで英語多読ができるのでおすすめです!
多読を継続することで、確実に英語力は伸びます! まずは、自分に合った本を見つけ、今日から楽しく始めてみましょう!
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